風 

このは なさくや

2009年05月22日 09:53

 まぁね、やる氣がないんならやんなきゃいいわけですから…投げやりな態度ととって頂けるかもしれませんが、ここでこーして打ってることってには、もう今じゃないんですよね 刻々と過ぎて往く時間軸のことであって、あぁ、昔そんな風なことが在ったよね~あんときは、誰も協力してくんなかったよねだとか、自分の態度のでかさ比べをしてたよね というやつが残っただけで、どーということもなくなってしまった 第一、発展途上国の制度とこの御国のかたちと、どこが違うのかとというのがある 一部の人間は、三権分立さんけんぶんりつサンケンブンリツと叫んでたって、周囲の人間は、一権ずつの分業になってしまってるわけで、その前後左右だとかや、繋がりは毛頭考えないし、何も繋がってることを意識しないで、個々の独立を奨励しているだけとしか思えない 広大な敷地内に血筋系統だった二世帯だとか三世帯住宅の塔を建立し、そこでやっと独立しただとか、独立させてやったといった証になってしまっているにすぎない 私なんかは、この独立宣言に対抗し、古民家に籠城していたこともあったが、その顛末は見事に破壊させられたのでもある そして、なぜそんなことを感じていたのかと言えばだっ、それはビジネスとかそーいったほっつき歩いている時間棒の方が長かったので、ただそこに在るといった場所には、そもそもまったくのところ架空と化されていたからでもある つまり、外に働きに往っている時間軸が極めて多くを占めているわけであるし、またその移動時間も長きに及ぶ このような言わずと知れた理不尽極まりなく、エネルギー浪費のようなどー観ても観なくても、あってもなくても済みそうな時間軸に大量の時間を浪費染みての吸収せざるを得ない こんなにも文明が進んでいるというのにこのザマである 私が以前から取り組んでいた地域の課題だとか何だとかかんだとか言った類は、そこに住んでいる人が決めることだというのを認識していた 極端に言えばだが、東山の保全などは、必ずそこの市長なりが率先して藪を片づけたり、ナイフを使ったり鉈で作業したり、早朝住民の誰よりも早く起きてこの仕事をすることが、そこの市長の唯一課せられた仕事であって、ソファーのような所にふんぞり返って青っチロい宇宙人風な人でなしではないのは、紛れのない事実だった そーいった学習会を積み重ねてきていた しかし、その先達も寿命がきて逝ってしまった 霊魂は死んでないと往っても、私だけが観えていても、他の誰も観ないし、判断ができない だから、霊魂なんかない 実際在ってもない いろいろと無念だったに違いないことを感じている またこーいった事柄に触れるだけで、悔し涙が頬を伝う 別に自分のことではないし、こんなことを張り裂けそーな思いでいるっていう時点でもう、バカ扱いだっていうのは勿論知っているし、いつだってそーだった ただどっちがバカなのかは…? そうとー疑問だったことも確かだった 兎に角、もうこの打ってる瞬間ていうのは、課題が課題ではないような氣もしてしまう 過ぎ去ったものなのであり、もう取り返しがつかなかった ただそーなってしまった そして、今日も風当たりが強さを一層増してきている 逆風には従えというものだろうという流れでもある 向かい風も経験値のうちのただ一瞬にすぎないような氣もする 今年は石垣イチゴが毎日収穫できる グミも実がついてきた 枇杷も青くなってきた 花ばっか咲いて実が出来ないっていう年もあったが、今年は花も咲いた実もついた そして、コットンの発芽も確認されてきた 一部の種子は、逆さまになってしまい、根元が天を仰いで干からびて発芽してきたものもあったので、憐れんでいたりもした まるで、発芽とシンクロナイズドスイミングをかぶらせたようでもあった 芽の双葉は何やらもじゃもじゃとしてくしゃくしゃっとなってギャザーが入っている まだ開かずに手を合わせて天を向いている こーいった過程といったものも実際に観た方が感動的なのかもしれないし、こーいったシネマが干からびた人間の気持ちに潤いを与えるのかもしれません 蓮華合掌 

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